中国から引き揚げてくるときに思ったのが、無駄に物が多いなということ。毎回帰国するたびに向こうへ持っていったものがどんどん増えていき、一度に持って帰ることが到底できない量になっていた。うすうす帰るとなったら一度に持って帰れない量を持っているなぁと危惧はしていたんだけど、現実になってしまった。やはり持ち物は少ないほうが身軽に動ける。というわけで海外生活するならミニマリストを目指すべき3つの理由がこちら。
- お金の節約になる
- 時間の節約になる
- 体力の節約になる
1.お金の節約について
海外での生活を日本の水準に合わせようとしたり、日本と同じ程度の快適さを求めていろいろものを買ったりすると当然お金がかかる。日本での住居も維持したまま海外でも同様の生活をしようとしたら倍のお金がかかる計算になる。
買ったものを帰国時に持って帰る場合でも預入荷物の上限を超えたら超過料金がかかるし、郵送するにしても海外へは驚くほど高い。そういう点でも荷物が多いとお金がかかる。
2.時間の節約について
ものを買おうとすると選ぶのに時間がかかるし、買いに行くにも(ネットで物を買うとしても)、時間がかかる。いざ引き上げるとなると、捨てるにもゴミ捨て場に運んだり、業者に処分を依頼したりするのにも、友だちにあげるにしても連絡をとって待ち合わせしてと、時間がかかる。
3.体力の節約について
荷物が増えればそれだけ移動時の負担が増える。バスで行く場合でもバス停まではスーツケースを転がしていかないといけないし、ちょっとした段差とかでも持ち上げたりする際に重いと大変。
直行便でも大変だが、もし乗り換えが必要で途中で一泊しないといけなかったりするとさらに荷物があればあるだけ大変になる。今回帰国時乗り換えで一泊ホテル宿泊したのだけど、飛行機を降りてホテルまでの道、ホテルから次の日空港へ行くまでの道など荷物が多いと体力が奪われる。 今回スーツケースが重さ23kg、その上にボストンバッグ14kgを載せていたのだけど ホテルの廊下が絨毯のようなカーペットでスーツケースが全く転がらなく大変苦労した。
海外で買うときに考えたほうがいいもの
わざわざ海外まで持ってきたのに数回しか使わかなかったもの、海外で買ったものの殆ど使わなかったもの、持っていかなくても良かったものなど振り返ってみると驚くほど多いということに。
中国に持っていったものの殆ど使わなかったものリスト
- Apple TV
- コンデンサーマイク
- 中国語の参考書
中国に持っていったものの帰国するとき手放さざるを得なかったもの
- スピーカー
- LANケーブル
- Windowsタブレット
- ボストンバッグ
- レトルト食品(カレー、パスタソースなど)
- ジーンズ
- シャツ
- はんだごて
中国で買ったもののほとんど使わなかったもの
- バトミントンシューズ (2,3回使用しただけ)
- LAN端子かしめ工具
- 卓球ネット、卓球ラケット、卓球ボール、サッカーボール
海外で買ったものの持って帰れず手放したものリスト
- 空気清浄機
- IKEAで買った椅子
- IKEAで買ったマットレス
- 机
- 扇風機
- ルーター
- ギガビットハブ
- 三段ラック
- 電子レンジ
- オーブン
- 炊飯器
- マイクスタンド
- IKEAで買った電動ドリル
- 掛け布団、毛布、枕、シーツ
- 包丁、マグカップ、保存容器
- プリンター
- 収納BOX
- ハンガー
- ドライバー、ペンチなどの工具
こうしてみてみると家電や生活用品は買っても持って帰れず結局手放すことになってしまうことになる事がわかる。もちろん現地での生活の幸福度を上げるために必要だと思うものもあるし、我慢するあまり海外での生活が辛くなっていられなくなるのでは意味がないのだけど、大型のものを買うときは最悪数年間しか使わない可能性があるということをいつも念頭に置いて購入するかどうか検討したいと思った。
1,2回しか使わない可能性の高いもの(特殊な工具とか、LANケーブルのかしめ工具とか)は借りたりレンタルにしたほうが良かったなと思う。ハブにしてもLANケーブルにしてもNASを最初は持っていっていたので有線LANを構築することにこだわっていたのだけど、無線LANで事足りたのではないかと今思う。
海外生活をする上で、一度に持って帰れる量だけで生活するという目標を今後は立てて、ミニマルな生活を目指して所有物を減らしていこうと思う。
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