ニトリのオフィスチェアOC503を購入レビュー

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これまで使っていたニトリの椅子、座面が破れたり、肘掛けがぼろぼろになって中の板が露出したりとひどい状態だったのだが、シリンダー交換なども行ってなんとか延命させてきた。しかし流石に限界を感じたので買い替えることにした。選んだのはニトリのオフィスチェア「OC503 フットレスト付き」。

椅子選びは難しい。ネットで評判を調べたとしてもそれが本当に自分に合うのかは分からないし、実際に店舗へ行ったとしても少し座って試しただけではなかなか良し悪しはわからない。 そんな椅子選び、少しでも成功させるために、今回はニトリの店舗へ行って座って試すというのを時期を変えて何回か繰り返してみた。

今回の椅子選びで重視した点は、以下の3つ

  1. 肘掛けが調整できること
  2. リクライニングがロックできること
  3. フットレストがついていること

1の肘掛けの調整については、 肘掛けが付いているのはマストとして、マウスやキーボードを使う時間が長いので、肘掛けの高さが合っているかいないかで疲労感が全然違う。

2のリクライニングは ちょっと行き詰まった時など体を倒して、リラックスしたり、動画を見るときなんかにもゆったりとした姿勢で見ることができるので、次買うときはリクライニング付きにしようと決めていた。

3のフットレストは なんとなく足を伸ばしたい時に足を支えてくれるので、姿勢のバリエーションが広がる。 最初はなくてもいいかと思ってたけど、実際に試してみると思いのほか良かった。

OC707とOC503の比較

実際、これらの条件で店舗で試せるのは、OC707か、OC503ぐらいだった。この2機種に絞って試座してみた。

OC707はOC503よりも高級モデルで、 肘掛けが高さ調整だけでなく、前後や向きを変えてハの字にできる点や、ランバーサポートが 背中とは別になっている点、リクライニングが4段階という点が異なる。

ただ、OC707は腰を前に投げ出した悪い姿勢で座ると、ランバーサポートと背中の部分の継ぎ目が背中に当たる感じがした。 私の座り方のくせゆえに、そんな悪い姿勢で座らなければ良いと言う話なんだけど、これはちょっと気になった。 値段も1万以上違うし、それだったら503で良いかなと言う結論に至った。

OC503で気になるところは、座面メッシュ。座ってみると、張りが強い感じがして、座り心地が良いとは思えない。 OC707でも感じたことだが、少なくとも私は座面はウレタン+ファブリックであったり、ポケットコイルの方が好み。

それでも座面の上にクッションを置くことで、メッシュ感を低減することができることが分かったので、今回は人生初のメッシュのチェアを買うことにした。ちょうど展示品があったので、通常価格よりも安い20,930円で購入することができた。(通常価格は29,990円)

機能性は良し

使ってみて、まだ1日ほどしか経っていないので、正確なレビューをするのは難しいのだけれども、まだ体が適応できていない。とは言え、リクライニングやフットレスト、ヘッドレストの高さや角度調整など機能的には満足している。

リクライニングは、最大まで倒してもそこまで角度はつかない。ちょっと後傾姿勢になる程度なのでガッツリ寝るような用途には向かないと感じた。あくまで作業の合間に体を預けて休むためのものというイメージ。リクライニングは角度が1段階しかないが、そもそも角度があまりつかないので十分。

肘掛けは高さ調整のみで、角度や前後の調整機能はない。肘掛け自体の幅は十分にあるので問題ないが、内側で50cmの肘掛け同士の幅が細身の私にはちょっと広い。普通に肘を下ろすと肘掛けに届かないので、肩を開く必要があってタイピングを不自然な格好でせざるを得ない。もう5cmずつぐらい内側だとベストフィットだったのだけど・・・幅を調整することができないのは残念なポイント。

フットレストは、167cmのわたしが深く腰掛けた状態で足を伸ばすと、ちょうどふくらはぎと足首を支える位置になるので、足を伸ばした状態で作業できる。もちろん邪魔なときは収納できるのでこれは便利な装備だと思う。

ヘッドレストも、後頭部のくぼみをヘッドレストの丸みを帯びた部分に預けられるので、疲労軽減効果がありそう。高さも10cmぐらいの範囲で調整でき、角度も変えられる。ただ、角度は固定はできず力を入れると動いてしまうので実質角度は固定のようなもの。

座り心地は個人差がある

肝心の座り心地は包み込まれるような感じではなく、トランポリンの上に乗ってポヨンポヨンしているような張力を感じる。加えて、座面の1番前、フレームが盛り上がっている部分に、ちょうど腿の裏が当たる感じがどうしてもある。もちろんフレームが直接当たるわけではなく、クッションに当たるのだけど、メッシュとクッションの境目に生じる張力の違いが違和感となって表れる。それにどうも慣れないので、 水拭きできるシートクッション(シボ2)を購入し、座面の上に敷くことにした。 このクッションを敷くと、メッシュ特有の感覚は結構薄れる。 ただ、全くなくなるわけではないので、もしウレタンやポケットコイルのバージョンがあったら、そちらを選んだだろうなとは思う。

椅子選びの難しさ

繰り返しになるが、椅子選びは難しい。私はデスクワークなので、下手したら1日10時間以上椅子に座ることもあるので、自分に合った椅子にしないと腰を壊しかねない。ではバロンやオカムラ、エルゴヒューマンといった高級チェアを買っておけば良いかと言われると必ずしもそうではない。結局は自分に合った椅子を見つけるのが大切になる。とは言うものの、ショールームが近くにあるわけでもなく、結局近場で限られたものから選ぶしか無いので難しい。 そもそも人生で椅子を買う機会がそれほどなく、これまでトータル3,4脚ぐらいしかかったことがなく、良し悪しが分かっていないのもある。このOC503も、いまは 座り心地が最高で言うことなしと言うわけではないが、そのうち体が椅子に合わせて慣れるのを期待したい。

 今回メッシュ座面にゴミやホコリが詰まるのを防ぎたいと思い、椅子座面ストレッチカバーも同時に購入してみた。座面サイズはギリギリ入った。メッシュだと意外に風が通って冬は寒いので、これで寒さが多少軽減できるのではと期待している。

シップ
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ニトリの商品は楽天でも購入できますので、気になる方はチェックしてみて下さい〜

今回購入したニトリのオフィスチェアOC503(フットレスト付き)はこちら!
同時購入した座面カバーとシートクッションはこちら!
この記事を書いた人

PHPが好物な個人開発プログラマ。フリーランスエンジニアとしてWebサービス作ったりしてます。15年の経験を生かしてMENTAでメンターもやってます。WordPressやPHPでお困りのことがあればご相談に乗りますのでDMください。

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