この記事では、私が数日間Clip1を使い倒して感じたことを、良い点、微妙な点含めて正直にレビューしていきます。
結論:SOUNDPEATS Clip1はこんな人におすすめ
おすすめできない人

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対象商品: SOUNDPEATS Clip1
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Clip1はどんなイヤホン?
Clip1はオープンイヤー型の中でも、耳たぶにを挟むような形で装着するイヤーカフ型イヤホンです。
カナル型の閉塞感が苦手な人や、家事や育児などのながら聴きで外の声が聞こえることを重視するユーザーには、第三の選択肢として、イヤーカフイヤホンを検討するのも良いかもしれません。
製品スペック紹介
| タイプ | ワイヤレス |
| 形式 | イヤーカフ型 |
| 本体操作 | タッチ 本体のSロゴ、ドライバー、軸部の3箇所にタッチセンサー搭載 |
| 素材 | ソフトシリコン素材 0.6mm超極細ニッケルチタン合金 |
| ドライバー方式 | 12mmデュアルマグネット ダイナミックドライバー(チタンPVDコーティング) |
| 再生周波数帯域 | 20Hz—40KHz |
| 対応コーデック | SBC/AAC/LDAC |
| ハイレゾ認証 | ○ |
| Dolby Audio | 対応 |
| DynamicEQ™ Pro アルゴリズム | 対応 |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth5.4 |
| 最大持続時間(単体) | 8時間 |
| 最大持続時間(ケース込み) | 40時間 |
| 重量 (片側) | 約5g |
| 重量 (充電ケース込み) | 約55.5g |
| サイズ (片側) | 28.45×22.32×28.03mm |
| サイズ (充電ケース) | 71.5×49×35mm |
| 充電時間 (イヤホン) | 1時間 |
| 充電時間 (充電ケース) | 2時間 |
| 充電コネクタ | USB Type-C |
| 内蔵マイク | 片側1基 |
| 風切り音低減 | 対応 |
| 急速充電 | 対応 |
| AutoSense™ 左右自動識別テクノロジー | 対応 |
| 通話用(ENC)ノイズキャンセリング | 対応(AI駆使) |
| 装着検出 | 対応 |
| イヤホン落下検出 | 対応予定 |
| マルチポイント | 対応 |
| ゲームモード | 対応 |
| 専用アプリ | Google Play「PeatsAudio」 App Store「PeatsAudio」 |
| イコライザー | ・DynamicEQ ・プリセットEQ ・カスタムEQ |
| ガイダンス言語 | 英語・日本語 |
| ガイダンス音量調整 | 対応 |
| イヤホンを探す | 対応 |
| 防水性能 | IPX5 |
| 付属品 | SOUNDPEATS Clip1イヤホン本体1 充電ケース1 Type-C充電ケーブル1 日本語取扱説明書1 アプリガイドカード1 ピーツくんのステッカー1 |
| 通常価格 | 9,980円 |
| 発売日 | 2025年8月25日 |
外観・付属品

箱を開けると、イヤホンケースが現れます。仕切りの下にはUSB Type-Cケーブルが収納されています。

説明書、SOUNDPEATSおなじみのPEATSくんステッカーも付属しています。

ケースは光沢のあるプラスチック製で、質感もそのままプラスチックという感じです。

イヤホンの形状も関係しているのか、ケース自体が大きめです。開くと、イヤホンが収納されています。






製品の特徴
カナル型と比べて、オープンイヤー型は低音が弱いと思われがちですが、SOUNDPEATS Clip1は、チタンPVDコーティングされた、大口径12mmデュアルマグネットドライバーにより補っています。さらにDynamicEQ™ Proというソフトウェア技術によって妥協のない繊細でクリアな、かつ歪みを抑えた迫力のある低音を実現しています。
LDAC&ハイレゾ対応で、情報量が増えた分、細かな部分の再現性が上がり、音に奥行きが増した深みのある音楽を楽しめるように作られています。もちろんLDACで接続できないiPhoneでもDynamicEQ™ Proの効果で、良い音を楽しむことが可能です。
そうした高機能を搭載しながら価格は1万円を切る価格に抑えており、コスパは高い製品となっています。
LDAC:Sonyが開発した高音質ワイヤレスコーデック。SBCの最大約3倍のデータ量を伝送可能。
装着感レビュー
イヤーカフ型なので、名前の通りクリップのように耳たぶを挟む形で装着します。ボール型の音が出るドライバー部分を耳の穴に置き、アーチで接続された本体部が耳の裏側に位置する感じです。耳たぶを挟むと聞くと痛いのでは?と最初は心配でしたが、問題ありませんでした。


片耳5gの軽量設計のおかげで、6時間ほど装着しても痛くなることはありませんでした。
CCでは長時間装着していると思わず外したくなるぐらいの痛みがあったので、この装着感の改善は嬉しいポイントです。
マスク
耳の下にアーチが来るため、マスクのゴムと干渉することもなく、マスクのつけ外しでイヤホンが外れてしまうことはありません。ただ、ゴムがタッチ領域に触るためか、再生の一時停止が起きることはありました。
眼鏡
私はメガネユーザーですが、メガネとは全く干渉しません。
ヘルメット
バイク用のフルフェイスは流石に無理ですが、耳を覆わない自転車用の半ヘルであれば、問題なく装着可能です。自転車乗車時のイヤホン装着はオープンイヤー型とはいえ危険が伴うので各自治体のルールをご確認ください。
長時間装着時の圧迫感や痛み
今回テストのため8時間近く装着していましたが、思ったより耳への負担が少なく、跡が残ったり、痛くなることはありませんでした。
歩行・運動時
しっかりと耳に挟まるので、通常の歩行や階段の上り下り、振り返り動作で落ちる気配は全くありません。
音漏れチェック
オープンイヤー型なので、密閉性はなく、その分音漏れはしやすい構造です。50%の音量でも静かな部屋では1m離れていても音が聞こえます。100%の音量では、音の内容まではっきり聞き取れます。もちろん、そんな大音量では耳がやられてしまうので大抵の方はそんな音量まであげないと思われます。うるさくないなと感じるぐらいの20%ボリュームでは、20cmの距離でも音は聞こえませんでしたので通常の音量では音漏れはそこまで気にしなくても大丈夫そうです。
ながら聞き性能
再生しながら外部の音がどれだけ聞こえるか
iPhoneで音量レベルを最低レベルにして音楽をかけながら、PCスピーカーでYouTubeの音声を再生してみましたが、PC側の音量をある程度上げないと声を聞き取るのは難しい感じでした。この40%というのがなんとも言えないのですが、PCのすぐ前に座って聴くにはちょっと大きいぐらいの音量です。
会話が成立するか
イヤーカフ型だけあって、耳完全に塞ぐ構造ではないため、再生音量にもよりますが基本的に会話は成立すると考えて良いと思います。
端末の最小音量について
ながら聞きをしたい方は、大音量ではなく、比較的小さな音量で聴くことが多いはずです。
今回チェックして思ったのは、iPhoneの最小ボリュームが大きいことです。これはこのClip1に限らず、他のイヤホンでも同じですが、最小レベルでも十分な音量が得られ、50%などといったら爆音でとても聞いていられないぐらいの音量になります。個人的には最大音量はいらないので、もう少し全体的に小音領域での調整幅を増やして欲しいなと思います。
音質検証
以下はiPhone SE(第2世代), M1 Pro MacBook ProでAACを利用した環境下でのレビューとなります。
主観の印象(低音、高音、音の広がり、輪郭、ボーカル)
感じたのは、聞き疲れのしない素直な音だなということです。オープンイヤー型だからと言って音質がスカスカというようなことは全くなく普通にリスニング用途として十分な音質です。
DynamicEQ ON/OFFの変化
DynamicEQによって音が良いと感じさせるのが上手にチューニングされているなと感じました。ONでは明らかに音の深みが増すのが実感できます。低音がアップしてスカスカ感がなくなります。AACコーデックで聞いている時でも効果を発揮するので、iPhoneユーザーの私でも恩恵を感じられる部分でした。DynamicEQは常時オンでもいいのかなという気がします。
ただDynamicEQはどうしても「作られた音」感が出てしまうので、忠実な音源を楽しみたい場合にはOFFにした方がよさそうです。
Dolby Audio ON/OFFの変化
Clip1はSOUNDPEATS製品としては初めてDolby Audioに対応したイヤホンとなります。これによっていわゆるサラウンド、”音に包まれる”感覚を体験できるとのことで試してみました。
ステレオチェック用の音声で試したところ、Dolby Audio OFFの状態だと左右のチャンネルが真横からはっきり分かれている感じですが、ONの状態だと若干前寄りの位置から音が出ているような感じになりました。
Dolby Audioに対応した音源じゃないと意味ないのかなと思っていましたが、単なるステレオ音源でも立体感が増して聞こえるようになっていました。ただ、スタジオで収録されたと思われるアニソンなどを流してみましたが、そこまでON・OFFとで違いはわからなかったです。
ライブ音源で聴き比べると、若干空間の広がりを感じられるかな?という感じですが、そこまで大きな差は感じませんでした。
むしろONだと音を立体的に聞こえるようにしているため、解像感が若干失われ、とくにムービーモードでは少しこもった感じに聞こえることがあります。ミュージックモードではムービーモードで生じるボーカルのこもりは気になりませんでしたが、Dolby AudioをONにしたときの音はもともとの音から加工された音であることは覚えておく必要がありそうです。
個人的には音の解像感がぼやけてしまうような感じが気になるので、音楽リスニング用途にはあまり合わないのかなと感じました。
ONにするのであれば、用途を動画や映画鑑賞時に絞り、純粋な音楽鑑賞時にはOFFにし、Dynamic EQをONにするのがおすすめです。
Dolby Audio と DynamicEQ の併用
FAQには「Dolby Audio モード使用時は、ダイナミックEQやLDACは利用できません。」と記述されていますが、実際にはDolby AudioをONにしつつ、DynamicEQ のON/OFFを切り替えると明らかに音が変わります。これは併用できているのか、それともDolby Audioが効いていないだけなのか・・・
少なくともどちらかをONにするともう一方がグレーアウトするような挙動はないため、現時点では併用できるように仕様が変更されたのかもしれません。
公式サイトのFAQは1回タップやトリプルタップの説明など間違った記述が結構あるのであまり信用できず・・公式ソースなのでこの辺りを改善して正しい情報を載せていただけるとユーザーも安心できると思います。
SOUNDPEATS Air4 Proとの比較
手持ちのSOUNDPEATS Air4 Proと聴き比べてみました。「カナル型だし、さすがにAir4 Proのほうが音がいいでしょ」、と思っていたのですが、私の耳ではほとんど違いを感じません。むしろDynamicEQをONにしたClip1の方がいい音に聞こえるまであります。Air4 ProはノイキャンやaptX対応など機能面ではClip1より優れている部分もありますが、音質だけで言えば、Clip1も負けてはいないことが確認できました。
SOUNDPEATS CCと比較
私が以前に行ったSOUNDPEATS CCのレビューはこちらをご覧ください。
CCとClip1はどちらも同じSOUNDPEATSのイヤーカフ型イヤホンで、同じカテゴリのイヤホンなので、どちらがいいのかと、気になるところではないでしょうか。
音質的には互角だなと感じました。どちらも音質という点ではレベルが高く甲乙つけ難いです。
タッチ操作のバリエーションが多いという点ではCCに軍配が上がりますが、搭載バッテリー容量が多く、再生時間が長いのはClip1です。
装着館でいえば、私の場合CCは長く着けていると痛くなりましたが Clip1はそこが改善されているのか、長く装着してもCCのような痛みは出ません。そのため、どちらを選ぶかと言われれば、個人的にはClip1を選択します。
SOUNDPEATS CCとの比較表
| 比較項目 | SOUNDPEATS CC | SOUNDPEATS Clip1 |
|---|---|---|
| 価格 (税込) | 7,280円(コスパ重視) | 9,980円(上位モデル) |
| 再生周波数帯域 | 20Hz — 20KHz | 20Hz — 40KHz (ハイレゾ認証) |
| 音響機能 | ムービーモード(3Dオーディオ) | Dolby Audio 対応 |
| 再生時間(単体) | 6時間 | 8時間 |
| 再生時間(ケース込) | 24時間 | 40時間 |
| 充電時間(イヤホン) | 約32分(急速充電に強い) | 約60分 |
| 装着検出 | 非対応 | 対応(外すと自動停止) |
| 左右識別 | ケース収納時にリセット | 装着時自動識別 (AutoSense™) |
| タップ操作 | 1回/2回/3回/長押し | 2回/3回 |
| サイズ(ケース) | 72.21×24.15×45.53mm | 71.5×49×35mm |
| 主な特徴 | VGP 2025金賞。安価ながらLDAC対応。 | 高音質・長時間駆動の決定版。機能が豊富。 |
通話品質
屋外での収録した音声
独自のAeroVoice™風切り音低減技術のおかげで、風がある程度ある屋外でも、不快な風切り音は抑えられています。ただ、肝心な自分の声もかき消されてしまっており、会話が成立するかどうか怪しい感じです。
車のバンバン通るロードサイドでも録音してみました。
こちらは、車の音など騒音は消え、自分の声は消えていないので、聞き取ることができる感じです。風切り音程現技術があるとはいえ、通話する時は、なるべく静かな場所や風の当たらないところを選んだ方が良さそうです。
屋内で録音した音声
屋内であれば、当然ながら声が消えることもなく、全く問題なく聞き取ることができました。
録音音声を聞いてみた感想
マイクの品質は、ワイヤレスイヤホンなりの音質で、驚くような高音質ではないものの、通話に使う分には問題ないという感じです。
ワイヤレスの場合、ビットレートの制限ゆえに帯域が限られ、貧相な音になってしまうのは避けられません。
Clip1もサンプリングレート16,000Hz, 1ch, 16bitでの収録になるので、当然2ch 16bit 44100Hzのような有線マイクとは比べ物にならないわけです。
それでも聞きづらいということはなく、プロファイルの制限の中で健闘していると言っても差し支えない音質だと感じました。
バッテリー
iPhone接続の場合、バッテリーの残量がアプリを開かないと確認できませんでした。Air4 Proの場合は、メニューバーのヘッドホンのマークの横にバッテリーマークが表示されてそれで大体の残量が一目でわかるのですが。
また、アプリ上で確認できる残量も大まかなインジケーターしか表示されず、正確な残量は分かりません。その点、Macでは10%刻みですが数値で表示されました。
公称値と実測値の差
マルチポイント接続、音量控えめで再生した時の再生時間とバッテリー残量推移を計測してみました。
再生開始から7時間までは大体1時間毎に10%バッテリーが減っていき、8時間経過後に右側が電源OFF隣、8時間34分後に左側も電源OFFになりました。公称値が8時間ですので、公称値通りのバッテリー持ちでした。
急速充電
10分の充電で2時間の再生が可能な急速充電に対応しています。
ワイヤレス充電には対応していません。
便利機能のレビュー
マルチポイント(再生・停止の割り込みなどの挙動)
2台までのデバイスと同時に接続できます。どのデバイスでも再生をしていない状態では、再生を開始したデバイスの音が再生されます。手動で切り替える手間が省けて便利です。
ちなみに、両方で同時再生する場合は、既に再生されているデバイスが優先され、上書き再生は行われません。
例)Macで音楽再生中にiPhoneで再生開始しても自動的に切り替わることはありません。Mac側で再生停止すると、iPhoneの音声が聞こえるようになりました。この辺りはSOUNDPEATS CCの挙動と同じです。
なお、LDAC有効時はマルチポイント接続できません。
マルチポイント機能のOFF
マルチポイント機能は明示的にOFFにすることができます。
マルチポイント接続中に、OFFにした場合、iPhoneは接続が維持され、Macからは切断されました。
その状態で、別の機器から明示的に接続すると、接続がそちらに切り替わるという動作になります。
3台以上とのペアリング接続
3台以上とペアリングさせておくことはできますが、同時に接続できるのは2台までです。
試しに3台とペアリングさせた状態で、マルチポイントをOFFからONにした場合の動作をチェックしてみましたが、自動的に2台目に接続はされませんでした。
左右自動識別
Clip1は、AutoSense™ 左右自動識別テクノロジーが搭載されており、装着したときのイヤホンの左右を自動的に検出して、右からは右の音が、左からは左の音が出るように切り替わります。
これによって、ポケットにいったんしまった後などでも左右を気にせず装着できるので便利です。
CCは、左右が分からなくなった場合は一度ケースに戻す必要がありましたが、Clip1ではその必要がありません。実際、耳から外して左右を入れ替えてみましたが、すぐに正しいチャンネルの音が再生されました。
装着検出
イヤホンを片側だけでも外すと、自動的に再生が停止します。急に話しかけられる時、さっと外して受け答えに入れます。いちいちスマホで再生停止を押す必要がないのは便利ですね。
タッチ操作
装着したときに、耳の裏側に来る側の表面がタップ領域となっています。面積が広いタップ検知領域のおかげで、操作はしやすくなっています。ダブルタップ、トリプルタップ共に問題なく操作でき、誤検知もありませんでした。
| 左右 | 操作 | 機能 |
|---|---|---|
| 右/左 | 2回タップ | 再生/一時停止 |
| 左 | 3回タップ | 前の曲 |
| 右 | 3回タップ | 次の曲 |
カスタマイズできる項目
アプリからタップ項目はカスタマイズが行えます。

ダブルタップとトリプルタップのカスタマイズができ、割り当てられる機能は以下の5種類です。
- 音量UP/DOWN
- 前/次の曲
- 再生/一時停止
- ゲームモード
- 音声アシスタント

左と右それぞれに別々の機能を割り当てられるので全部で4通りの機能を設定できます。
Dolby Audioとか装着検出はタップ操作には割り当てることができませんでした。
また、シングルタップや長押しには対応していません。SOUNDPEATS CC(以下CC)では対応していたのに、Clip1ではそれらのタップ操作そのものが使えなくなっています。(説明書にはシングルタップの説明がありますが、機能が無効化されています)
そのため、タップ機能設定が全部で8通りから4通りに減ってしまっています。4通りだと音量調整か、曲送り、再生停止のすべてを割り当てられないので、1回タップや長押しは機能として残しておいて欲しかったところです。
シングルタップは触っただけでも操作になってしまうなど誤操作の原因となるのは分かりますが、長押しを無くしてしまったのは何故なんでしょうか?
個人的には、長押しでの電源ON/OFFができないので、単体で電源ON/OFFができなくなったのは残念です。
ケースに入れないと電源ON/OFFができないと、電源OFFにするためにケースに入れる=バッテリー充電が始まるので、バッテリーを使い切ってから充電ということが難しくなります。
オートパワーオフもないので、ペアリングしたままケースの外に出したままだとバッテリーがいつの間にか放電していることがあるのは注意したいポイントです。
ゲームモード(低遅延)
DuolingoをゲームモードONとOFFの両方で比較してみましたがどちらも若干効果音がズレて聞こえる感じであまり違いを感じられませんでした。
YouTubeなどの動画は、再生時点でブラウザかOSかどちらか分かりませんが、動画を遅らせる処理が入っているため、もともとゲームモードでなくても遅延はありませんでした。
落下検知
現時点では実装されていませんが、今後のファームウェア更新で落下検知にも対応する予定とのことでした。ワイヤレスイヤホンをうっかり落として失くしてしまうリスクを下げられるのは嬉しいので、期待したいところです。
PeatsAudioアプリについて
初回ペアリング、ファーム更新の手順
初回のペアリングは、ケースを開けるとペアリングモードになっているので、スマホのBluetooth設定からSOUNDPEATS Clip1を選択すればサクっと行えました。
2台目のMacとの接続は、説明書通り、一旦スマホのBluetoothをオフにしてからケースを開けるとやはりペアリングモードになっているので、接続して完了。
手動でペアリングするには、イヤホンをセットした状態でケースを開けて、充電ケースのボタンを2秒長押しして白のLEDが点滅し始めればペアリングモードになるのでそこで接続したいデバイスから選択してあげればOKです。
新しいファームウェアがある場合は表示が出ます。

アプリのホーム画面

- Dolby AudioのON/OFF
- タッチコントロールの無効化
- ゲームモードのON/OFF
- 装着検出のON/OFF
- マルチポイントのON/OFF
- ダイナミックEQのON/OFF
- タッチコントロールのカスタマイズ
アダプティブイコライザー
様々な周波数の音を聞こえるか聞こえないかでチェックをして、その人に合ったイコライザー設定を作成してくれる機能です。

EQプリセット、カスタムEQ
ダイナミックEQ以外にも、通常のイコライザーも使用できます。プリセットも10種類用意されているので初心者にも使いやすいポイントだと感じました。

また自分でそれぞれの周波数の音をあげたり下げたりするカスタムイコライザ機能もあり、プリセットでは満足できない場合でも自分好みの音に調整できます。

その他の機能

- デバイス情報
- ファームウェア更新
- イヤホンのリセット
- 音声ガイダンス言語切り替え
- 音声ガイダンス音量調整
- イヤホンを探す
- 排水
SOUNDPEATSアプリとPeatsAudioどちらを使用すれば良いか
SOUNDPEATSのスマートフォン用アプリは2つあります。一つはもともとあるSOUNDPEATSアプリ、もう一つは新しく出てきたPeatsAudioアプリです。
Clip1のような現行モデルはPeatsAudioアプリを使うことが推奨されているようです。
公式からも「新しいSOUNDPEATSアプリについては、まだ一部の機能が安定していない」「当面は PeatsAudioアプリ をご利用いただければ幸い」とのアナウンスがされていました。
ただ、この文面からするとSOUNDPEATSアプリの改善を進めていて、そのうちPeatsAudioアプリに乗り換えて欲しいというようにも読めてしまいます。
ユーザーとしてはどちらでもいいのですが、2つのアプリが混在している状況だとどちらを使ったらいいのか混乱してしまうので、今後どちらのアプリに注力していくのか、棲み分けるなら棲み分け方をはっきりしてもらえると嬉しいところです。
アプリの使用感
音声ガイダンスの言語や音量調整ができるのは地味に便利です。
気になった点としては、一度アプリがバックグラウンドに回った後、アプリを開き直すとイヤホンとの接続が解除されていることが多々あります。(Bluetooth接続は切れていないが、アプリ上でClip1が未接続と表示される。)メモリ不足でアプリが終了してしまっているだけかもしれませんが、接続し直さないといけないのは結構な手間に感じます。
また、PeatsAudioアプリからClip1に接続するために、Clip1の写真をタップすると通常ならスキャン中→接続成功となるのですが、たまにスキャン中のままずっとスキャンしてフリーズしたり、接続に失敗してしまい再度のペアリングを促されることがありました。その場合でも音楽は継続して再生しているので音楽再生プロトコル以外のおそらくコントロール関連のプロトコルでの接続に失敗しているのだと思いますが、この辺りがあまりまだ安定していないように感じました。
まとめ
Clip1もコスパの高いイヤホンを次々と送り出すSOUNDPEATSらしい、高品質と手頃な価格を両立したイヤホンとなっているなと感じました。
イヤホンの本質は何でしょう?それは音を出すことです。良い音であればあるほど良いのは自明の理ですが、コストの制約があるのも事実。
SOUNDPEATS Clip1はそこを上手に選択しているなと感じました。ワイヤレス充電など本質とは関係のない部分の削れる機能は削りつつ、本質である音作りは手を抜かず、惜しみなく技術を投入する。高品質なイヤホンを、気軽に多くの人に使って欲しいという会社の理念がよく伝わってくる商品となっています。

今回レビューしたワイヤレスイヤホンはSOUNDPEATS様からご提供いただきました。



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