【2023年版】DockerでLaravel10の開発環境を構築する

Laravel

Dockerを使ってLaravelの開発環境を作った時のメモ。参考にした記事は「最強のLaravel開発環境をDockerを使って構築する」。こちらほぼそのままで、Laravel10に対応させるため、各ツールのバージョンをアップしただけ。

プロジェクトディレクトリを置くディレクトリへ移動

「/home/ship/project/」配下に「docker-laravel」というプロジェクトディレクトリを置く場合

cdコマンドで「/home/ship/project/」に移動し、次にgit cloneすることで、「docker-laravel」というディレクトリが作られその中にDocker関係のファイルが配置される。

cd /home/ship/project/
git clone https://github.com/shipwebdotjp/docker-laravel.git
cd docker-laravel/

Makefileで、コマンドをまとめて実行できるようになっているので「make」コマンドが入っていない場合はインストールしておくと便利。Windowsでmakeコマンドを使う
makeコマンドが使えない、使いたくない場合は、Makefileの該当のコマンドを1行ずつ実行すればOK

Laravelプロジェクトを新規作成する場合

Laravelのプロジェクトはbackendディレクトリに配置されるので、新規作成の場合はbackendディレクトリが空の状態で新規プロジェクト作成コマンドを実行する。(backendディレクトリの中身がある状態でプロジェクトを新規作成しようとするとエラーが出る)

Laravel最新版を入れる場合

そのままインストールするとバージョンが指定されず、最新版が入る。(2023年8月時点では10)

make create-project

別のバージョンを入れる場合

以前のバージョンを入れたい場合は、Makefileを編集してからインストールコマンドを実行。

laravel-install:
	docker-compose exec app composer create-project --prefer-dist laravel/laravel .

この「laravel-install」の次の行、インストールコマンドを実行する部分を変更。

laravel-install:
	docker-compose exec app composer create-project --prefer-dist "laravel/laravel=6.*" .
make create-project

インストールはしばらく時間がかかるので、終わったら「http://localhost」へアクセスして確認。

Laravel6のインストール直後の画面

すでにあるLaravelプロジェクトの環境を作成する場合

「backend」ディレクトリを作成し、その中に既存のLaravelプロジェクトを配置する。
git cloneしてくるときは、clone元のURLの後に「backend」を付加して、そのディレクトリにcloneする。

git clone https://github.com/shipwebdotjp/MangaAcrossCheck.git backend
make init

「http://localhost」へアクセスして確認

Laravel10のインストール直後の画面

それではよきLaravel開発ライフを!

この記事を書いた人

PHPが好物な個人開発プログラマ。フリーランスエンジニアとしてWebサービス作ったりしてます。15年の経験を生かしてMENTAでメンターもやってます。WordPressやPHPでお困りのことがあればご相談に乗りますのでDMください。

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