MerossのWifiスマートプラグを購入したので商品レビュー。Homekit対応でApple製品から操作できるのは便利です。
MSS110を選んだ理由
これまでもAmazon Echoとスマートプラグを組み合わせたり、スマートバルブなどを導入して少しずつ、部屋のスマートルーム化を進めていたのですが、今回、それらに加えてMerossのスマートプラグを購入しました。
購入したのはMerossのWifiスマートプラグ MSS110HKKIT (Homekit対応版)。単価が安い2個入をチョイスしました。1個あたり500円ほど安いHomekit非対応版もありますが、Apple製品との連携を考えるならHomekit対応版を選んでおくと後々後悔せずに済むと考えました。
SwitchbotからもHomekitのスマートプラグは発売されていますが、Merossにした理由は2点あります。1つは、すでにMerossのスマートバルブを使用しているため、同じアプリで使用できること。もう1つはSwitchbotのスマートプラグは故障が多いという口コミが多かったので製品品質に一抹の不安を覚えたからです。
セットアップ
私はすでにMerossのスマートバルブやシーリングライトを使っていたのでMerossアプリは既にインストール済みですが、もしまだであれば事前にGoogle PlayやApp Storeからアプリをインストールしておきます。
Homekitだけで使うなら必ずしもMerossアプリをインストールしなくてもON/OFFなどは行えます
セットアップする際にスマートフォンが接続しているWifiアクセスポイントが5GHz帯の場合、2.4GHz帯に変更しておきます。(アクセスポイント名の末尾がAなら5GHz、Gなら2.4GHzです)
プラグをコンセントに差して電源を入れます。LEDがオレンジと緑に交互に点滅した状態であることを確認します。(もし交互に点滅していない場合、電源ボタンを5秒以上押し続けることでリセットできます)
マニュアルにはiOSデバイスの場合はMerossアプリの代わりにApple Homeアプリを使ってセットアップするようにと指示されています。最初その通りにHomeアプリから追加したら、後からMerossアプリに追加する際に手間取りました。
Homeだけで使うならMerossアプリでのセットアップは不要ですが、MerossアプリとHome両方で使うなら、まずMerossアプリからインストールして構いません。Merossアプリへの登録の過程でHomeにも登録されます。
Merossアプリの右上の「+」を押して、近くのデバイスでMSS110が見つかればそこから、でてこない場合はリストのスマートプラグから製品名を選択して画面の指示に従っていくことでプラグをアプリに追加することができました。
また、AlexaアプリでMerossスキルを有効にしてリンクしておくと、Merossアプリでスマートプラグを設定時に自動的にAlexaでも認識されるようになります。
若干手間取った点としてApple Homeへ追加する際に、製品に貼られているQRコードを読み取るよう指示されます。そこでQRコードを読み取ってもデバイスを追加できないというエラーが出てしまいました。その後、QRコードではなく、「QRコードがない、またはスキャンできない」から、QRコードのシールに印刷されている数字を代わりに入力することで無事Homeに追加できました。
主な機能と特徴
スマートプラグは、コンセントのON/OFFをネットワーク経由で行うためのものですので、それ以外のことはできません。よく言われることですが、コンセントの抜き差しで動作をON/OFFできるタイプの機器しか使えない点には注意が必要です。
電源スイッチが、ダイヤル式かボタン押し込み式である必要があり、押した状態を維持しないタイプのボタン式やリモコン式では電源を切るためにしか使えません。
入力 | 100V 50/60Hz 15A |
出力 | 最大15A |
サイズ | 68 ✕ 38 ✕ 38mm |
Wi-Fi | IEEE802.11b/g/n 2.4GHz |
OS | iOS13以降/Android6.0以降 |
音声アシスタント | Alexa、Google、Homekit |
スケジュール機能
- 特定の時間(日の出、日没時間も設定可)、曜日の組み合わせでのONまたはOFF
- 電源ON後から一定時間後にOFF
5. 使用感レビュー
ON/OFFはMerossのアプリ、Home、各種音声アシスタントから行えます。ON/OFFしたときの動作音はそこまで大きくありません。もちろん本体横についている物理ボタンでも操作できます。
応答速度も良く、使う上で不満点はありません。今のところ壊れる様子もなく安定して動いています。
現在の用途としては電気カーペットの消し忘れ防止に夜23:45になったら電源OFFするスケジュールを設定して使っています。
買ってから気がついた点ですが、消費電力を計測する機能はついていません。私が持っている別のスマートプラグ(JULES Vミニ)では消費電力を確認できたので、こちらもできると思い込んでしまっていました。
6. 写真
8. 総評
スマートプラグは使い所が難しいですが、ついつい消し忘れてしまう機器のスイッチを切るのにはいいかもしれません。後は遠隔操作や音声操作でオン・オフしたいサーキュレーターやヒーターなどにも便利だなと感じています。
とりわけ、Homekit対応製品は非対応のものに比べて多少値が張りますが、Apple製品から密にコントロールできるので後々のことを考えるとHomekit対応の物を選んでおくと良いかもしれません。
9. 注意点と補足情報
火事の危険があるため、電気ストーブなど熱を発生する機器には使用できないようです。電気用品安全法違反になる可能性もあるので便利だからといって、危険な使い方はしないようにご注意ください。
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